「フェイユエ」履いて「飛躍」しよう!

もしかしたら、ジャッキー・チェンブルース・リーも履いたかもしれない、中国武術の靴(スニーカー)。
『百合子、ダスヴィダーニヤ』の静岡ロケ隊が、この靴を履いて苦難の現場を乗り切ったことは、静岡の支援する会以外では知られていない事実だ。
浜野監督の静岡の高校時代の後輩である女性専務が、上海から輸入しているこの靴=フェイユエを履いて『百合子、ダスヴィダーニヤ』を応援しよう! というキャンペーンを行っている。一足売れるごとに100円が映画にカンパされる仕組み。(ただし、浜野監督の映画を応援「する」という意志表示をしないとカンパされない。)

http://1cre.co.jp/SHOP/472910/472926/list.html

その一環で、ロケ現場のスタッフ全員と、役者の皆さんに、この靴を差し入れてくれた。足にぴったりフィットして、軽快な履き心地のフェイユエは、疲れて足の重いロケ隊を大いに励ましてくれた。
フェイユエとは、中国語で「飛躍」という意味だとか。以下は同社=(株)第一クリエイティブのHPより。

「フェイユエは上海生まれ。1932年創業の老舗「大博文(トップ・ワン)」の誇る、名実ともに中国を代表するスニーカーです。80年代までは陸上競技や球技でも運動する人は誰もがフェイユエを履いていました。その履きやすさや機能から根強い人気を誇っています。その中心となっているのが国内外の中国武術の専門家、そして愛好家です。少林寺の武僧も足元はフェイユエで固めています。日本での正式発売は2002年。(株)第一クリエイティブの熱意が通じ、日本の正規代理店となりました。そのシンプルなデザインがファッションとしても見直され、現在大人気となっています。」

中国武術をされる方にとっては、やはり地面をつかむ感覚があるため足元が安定すること、そしてグリップがしっかり効くので俊敏な動作がやりやすいことでしょう。ウォーキングでは、しっかり地面を蹴ることで体を前へ進めます。運動なんかしない人にも、ぺったんこな底といかにも「運動靴」然とした素朴な雰囲気がカジュアルな着こなしにピッタリということ人気があります。」