『婦人公論』2月7日号に吉行×洞口対談

いきなり『婦人公論』の表紙でビックリされたかもしれません。1月22日発売の同誌2月7日号に、百合子の母、葭江を演じた吉行和子さんと、百合子と芳子を引き合わせた作家、野上弥生子を演じた洞口依子さんが、この映画をめぐって対談されています。
タイトルは「女×女は、男とよりもずっとドラマティック!」、サブタイトルが「宮本百合子湯浅芳子の愛と別れから学ぶ」です。
お二人とも、映画原作の沢部ひとみさんの『百合子ダスヴィダーニヤ』+百合子の「伸子」、さらには黒澤亜里子さん編著の『宮本百合子湯浅芳子往復書簡』まで読んでいたことに感銘受けました。

洞口「もともと私は百合子や芳子と同じです。『男と女』という図式が当たり前にはまり過ぎている世の中は窮屈だな、と感じながら生きて来たところがあります」

吉行「女性である浜野佐知監督が『世間に受け入れられるか』なんて考えずに、この作品のように自分が作りたい映画を作る。その力強さにも私はとても感動しています」

<恣意的な引用です。ぜひ同誌をお読みください>