札幌・野田さんからのメール

こんにちは、DVD購入で支援させていただいた、札幌の野田です。
お盆過ぎの残暑とはいえない猛暑の中、皆様の日々の活動に頭が下がります。
さっそく、カミさんとDVDを観させていただきましたが、
尾崎翠の世界観(宇宙)にはまってしまいました。
第七官界彷徨尾崎翠を探して」を観た後のカミさんのひと言「贅沢な映画だ!!」
に尽きると思います。本当にこの映画が十二年前に撮った作品なのか?
昭和初期の臭いが作品から、どれひとつとっても漂っているではないか!
(最後の鳥取砂丘の空撮以外は)
「こおろぎ嬢」も然り、映像が美しすぎる。
「白百合祭」のラストのモダンな横浜ベイでのショット、とても老人とは呼べないです。
これは浜野監督の次回作に期待してしまうのも、無理はありませんね。
寂聴さんの「孤高の人」も読み、湯浅芳子の強烈であり、繊細な個性にやはり惹かれますね。
まだまだ資金不足、企業や団体には頼らずにカンパ方式にも浜野監督の志を感じております。
来月、千葉から25年振りに、学生時代の女友達が家族で北海道に来ます。
これを機会に当時の連中(今や社会の中堅)に声かけてみます。
チラシは30枚くらいが妥当かと思います。
10月のクランクイン、不安でもあり楽しみでもあります。
皆様、十分にお体大切に。
札幌市
野田 一良